PICK UP & LAY DOWN CAST  ピックアップ・アンド・レイダウンキャスト


 

フライキャスティングを始めるとき先ず練習するといいでしょう。一度のバックキャストと一度のフォワードキャストでおわりです。

初歩ですが基本でもあり、渓流の釣りでもたいへん役に立ちます。

ピックアップ・アンド・レイダウンキャスト MOVIE

      ロッドは、できれば5~7番、なければ3~4番でもいいでしょう。

      ラインを8~10m程度、出しておきます。リーダーは、9フィート位(スタンダードなテーパー)、先に小さな毛糸(目印になる軽いもの)を付けてください。

      右手でロッドを握り、人差指・中指でラインを押さえておく。左手は使いません。ラインを真直ぐ前方におきます。

      腕をリラックスして、肘の角度はあまり変えずに肩を支点にしてバックキャスト。手首を開き過ぎないようにロッドが11時の位置でストップ。

      少し間をおいて、フォワードキャスト。肘を伸ばし過ぎないように2時位の位置でストップ。その後にロッドティップを下げます。ストップ時、ロッドが倒れ過ぎるとワイドループになります。

 

 

 

 

 

 

上が、ピック・アップ&レイ・ダウン・キャストの好い例です。

バックキャスト・フォワードキャストは一直線上で前方に傾いています

 

下は、バックキャストが落ちているのでバックキャスト・フォワードキャストは後方に傾いています。

後ろの草などに引っかかりやすく、フォワードキャストでは方向が上過ぎ風などにより思ったところにフライが落ちない。またフライ、リーダーよりラインが先に落ちてしまうので、ドラッグのかかる原因となる。

 

 

 

 

バックキャストの注意点 左が良い例、右が悪い例。

 

からスタートする。倒し過ぎず、でロッドを止める。

のつもりでもスタート時にラインがたるんでいたり、から始めても A-Bがうまくできず結果的にa になってしまう。


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